プロフィール

このブログを4つの柱――ビジネス、サッカー、AI、ライフスタイル――で
展開しているのは、少し違った見方や捉え方を読者に届けたいからです。

一見まったく関係がないように見えるこれらの柱も、
日常の中で目を凝らせば共通する部分が多々あります。
私はそうした気づきを、それぞれがどう結びついているのかという形で
皆さんと共有したいと思っています。

なぜ私はこうした発想に至ったのでしょうか。
それは総合商社でのキャリアが私をそう考えさせるのかもしれません。
総合商社の仕事は、一つの専門領域に閉じることなく、
多様な業界・技術・人をつなぎ、新しい仕組みを創り出す営みです。

私はエネルギーや化学品、食品や物流、ITの専門家ではありません。
それでも、それぞれの分野の人々と協働し、
プロジェクトを形にしてきました。
むしろ「専門外だからこそ全体像を掴める」という感覚があり、
そこに自分の役割や存在意義の様なものを感じていました。

キャリアの概要

  • 総合商社勤務:37年間(ワン・クラブ・マンとして最後まで歩み続けさせてもらいました)
  • 海外駐在:通算14年間(欧州・アジアなど)
  • 関わった主な領域:食品事業、物流・SCM、ITシステム、エネルギー・化学品
 

37年間、総合商社の現場で様々な局面に立ち会いました。アジアの激動期に国家プロジェクトを支えたこともあれば、新しい事業がうまくいかず撤退を経験したこともあります。成功も失敗も含め、その都度「人との出会い」に助けられてきました。

異なる分野を結びつけ、組織をまとめ、新しい仕組みを実現してきた経験があります。

こういう性分だからこそ商社を一生の仕事にしたのか、
あるいは商社で鍛えられてそうなったのか……卵が先か鶏が先かのような話ですが、
私はこの働き方を「天職」と感じてきました。

映画や音楽、絵画や街の空気に触れながら、
日常と文化が交差する瞬間を切り取り、
組織の看板を外したその先の個人の視点で、世界を捉え直していく。
このブログでは、そんな視点からの気づきを綴っています。

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